中国製品なしで生活できるか
2007-11-25


アメリカで「メード・イン・チャイナなしの1年間」という本が売れているらしいですね。今日の読売新聞で紹介されていました。 アメリカでは中国製品のリコールがすごい規模で毎日のように起こっているらしいです。日本でもニュースでやっていましたが今はニュースでも取り上げなくなりました。

身近な中国製品というとDELLが思い浮かびます。ほかのメーカーも中国製の部品をつかっていることはあるでしょうが、DELLは組み立て、製造自体中国で行われています。 仕事柄DELL製品を使うことが多いのですが、その品質の低さにはあきれるばかりです。20インチの液晶を買ったのですが筐体が安っぽくて作りも悪いし、色も黄色っぽくて調整しても全く直りません。結局その液晶は1ヶ月使っただけで耐えられなくなり売ってしまいました。

また、パソコンのハードディスクが壊れたときにサポートに電話したらサポートが中国人で日本語がなかなか通じなくて困ったこともありました。 サポートの質の悪さは有名なようで、DELLは2年間連続顧客満足度最下位になっています。

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アメリカでもDELLは問題になっているようです。

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「オンサイトのサービスを購入した顧客に、適切なオンサイトでの修理サービスを繰り返し提供しなかった」「顧客に対し、ハードウェアのカバーを外し、部品を入れ替えるよう強要した」「通話料金無料のテクニカルサポートに電話を掛けた消費者を、長く待たせ、繰り返し転送し、何度も電話を切るなどして、電話を掛けにくくした」「顧客のPC修理に中古部品を使用した」

記事の中で紹介されているのはすごい内容ばかりです。 「Web進化論」の中でもDELLはチープ革命の立役者として好意的に書かれていますが、こういう問題点を見ているとDELLの天下もそう長くは続かないでしょう。 長いデフレの期間も終わり、日用品が値上がりするなどインフレの懸念も高まる中、ただ安いだけで市場を支配していた中国製品やDELLなどの企業も淘汰されていくと思っています。きちんとした品質のものを作れる企業の時代がまたくるものと思っています。

[雑記]

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